このワインは伝統のアルタ・マリアスタイルとは全く異なるアプローチで取り組まれています
エレガントさはそのままに、遅摘みし、完熟させ、より濃厚さを与えました。
この冷涼な気候に特有のハーブや風味豊かな特徴を持つ、マルティーニ・クローンを使用。
伝統の全房発酵ではなく、100%除梗し、通常より沢山の新樽を使用、75%。
除梗し、破砕してオープントップのステンレスタンクに入れ、天然酵母で発酵させます。
完全発酵した状態で圧搾し、樽熟成させ、一度澱引きした後、無濾過で瓶詰め。
223リッターのバリックで24ヶ月間樽熟成。
サンタ・マリア・ヴァレーの銘醸畑の樹齢40年の古木が生む美しいシャルドネ
ブドウ栽培
オー・ボン・クリマなどのワイナリーへブドウを供給するビエン・ナシードやビエン・ナシードの樹齢40年の古木シャルドネを主に使用し、プレスキールヴィンヤードの若木のシャルドネを6%のみブレンド。
ビエン・ナシード:SIP-サステイナブル認証畑 56%
ランチョ・ビネード:サステイナブル農法畑 38%
プレスキール:サステイナブル農法畑 6%
Clones: 4、Wente、72、76、124、131
醸造
自然酵母、 ステンレスタンクで一次発酵。90%がステンレスタンクでの熟成、10%のみニュートラルオークで熟成。90%をマロラクティック発酵。SO2は壜詰め時のみ。
テロワールの忠実な表現者
1800年代開拓者であったのジェームス・オンティヴェロス先祖が1855年聖マリアの日にこの地にやってきたことから名づけられた「アルタ・マリア ヴィンヤード」。
現在9代目のジェームスがもつこの土地(ランチョ・オンティヴェロス)はその一部分。
周囲はオーボン・クリマなど、高級ワイナリ—へブドウを供給するビエン・ナシードなど、名高い銘醸畑に囲まれている。
大学時代に共にワイン講義を受けたポール・ウィルキンズと共同し、2004年にアルタ・マリアを立ち上げる。
栽培家のオンティヴェロスと醸造家のウィルキンズは、サンタ・マリア・ヴァレーの素晴らしいテロワールを自分達の手掛けるワインにいかに反映させるかが最大のこだわりとする。
ラベルには開拓時代の手作りの釘が描かれており、まさに彼らの思いを表現している。
ジェームス・オンティヴェロス(James Ontiveros)
アルタ・マリア/ネイティブ9 オーナー、栽培家
大手ワイナリーの畑の管理やブドウの買い付け担当を経験後、ビエン・ナシード畑を含むミラー・ファミリーのセールス/マーケティング・ディレクターを務める。
酪農を営んでいた家族から引き継いだ8エーカーの小さな畑、ランチョ・オンティヴェロスに少しずつピノ・ノワールを植え、2004年大学時代の友人ウィルキンズと共にアルタ・マリアを立ち上げる。
ポール・ウィルキンズ(Paul Wilkins)
ワインメーカー
大学で醸造学を勉強する傍ら、在学中からいくつかのワイナリーでの下積みし経験を積む。
アメリカにおけるローヌ品種の先駆者、ジョン・アルバン氏と出会い、 1998年にはアルバン・ヴィンヤードで大学の卒業前にアシスタント・ワインメーカーまで上り詰める。
アルバン・ヴィンヤードで次々とパーカー100点を打ち出した輝かしいヴィンテージのワイン生産に携わった後に独立、自身のブランドを立ち上げる。