「Bibi Graetz」

ビービー・グラーツ。芸術家の家庭に生まれ育ったビービーは、ワイン造りに目覚め、2000年にフィレンツェ郊外にワイナリーを設立。
サンジョヴェーゼとアンソニカの古木から魅力的なトスカーナワインを造り始めました。
自身の血に宿る芸術性と、葡萄畑に捧げた熟練の技を組み合わせ、味からラベルデザインにいたるまで、象徴的なワインを造っています。赤品種はシエナやキャンティ・クラシコ地区のモンテフィーリやラモーレなどで、白品種はトスカーナ南部やジリオ島などで栽培。トスカーナは赤だけでなく、素晴らしい白も造ることが出来ることを証明しています。
親しまれてきたカザマッタのレンジはオーガニック認証取得、ヴィンテージ付きで全く違う高品質ワインとなって日本上陸。

カザマッタ・ビアンコ
カザマッタとはイタリア語で「狂気の家 （Crazy House）」を意味し、ネーミング通り刺激的なワインです。トスカーナ州南部の、ティレニア海に向かって突き出した半島上に位置するアルジェンターリオで育つ、歴史あるヴィニャードの葡萄樹から造られます。フレッシュで、噛み応えのある、さっぱりとしたブレンドは、爽やかな海風が感じられます。

ヴィンテージ 2021
冬の降雨量は少なく、穏やかな日々が続きました。気温は暖かく、葡萄樹は3月の最終日に芽を出し始めました。4月に数日寒い日があり、季節が規則正しく進んだのち、暑く、乾燥した、風の強い日が続きました。たっぷりとしたミネラルとフルーティーなアロマに、フレッシュさとボディの素晴らしいバランスで、健康的な葡萄を収穫しました。

醸造と熟成
トスカーナ州南部のカパルビオとアルジェンターリオの間の畑から造ります。手摘みで収穫し、ステンレスタンクで発酵させた後、ドライアイスを使いながら除梗し、優しく圧搾。低温で最低 2 週間発酵し、フレッシュさを保ちます。ブレンドしてタンクで3カ月熟成後、瓶詰めします。