洗練されたパシュラン デュ ヴィック ビルを生み出す、注目の若手生産者
収穫を遅らせ、畑で自然に乾燥させた葡萄で造る甘口ワイン。上品な酸と甘さが調和した、さわやかな味わいが魅力の甘口白ワイン
【 ドメーヌ ラウゲ パシュラン デュ ヴィック ビル ドゥー 19.58 】
パシュラン デュ ヴィック ビルの甘口は、貴腐葡萄ではなく、収穫を遅らせた葡萄で造ります。スペインから吹く暑い風が水分を奪い、葡萄は畑の中で自然に乾燥します。凝縮した糖分がありながら、しっかりとした酸が保たれ、糖と酸のバランスが良いワインが出来ます。
途中でアルコールを加えて発酵を止め、糖分を残し甘口に仕立てます。新樽で8ヶ月熟成させます。金色を帯びた透明感と輝きのある黄色、トロピカルフルーツやアプリコットや桃、かすかに花の香りが混ざっています。
ワイン名 |
ドメーヌ ラウゲ パシュラン デュ ヴィック ビル ドゥー 19.58 |
原語 |
Pacherenc du Vic Bilh Doux 19.58 |
ヴィンテージ |
2021 |
タイプ |
白ワイン |
飲み口 |
甘口 |
原産国・地域 |
フランス / シュッド ウェスト / パシュラン デュ ヴィック ビル |
造り手 |
ドメーヌ ラウゲ Domaine Laougue |
ぶどう品種 |
プティ マンサン |
熟成 |
新樽で8ヶ月熟成 |
アルコール |
13.5% |
容量 |
750ml |
テイスティングノート |
パシュラン デュ ヴィック ビルの甘口は、貴腐葡萄ではなく、収穫を遅らせた葡萄で造ります。スペインから吹く暑い風が水分を奪い、葡萄は畑の中で自然に乾燥します。凝縮した糖分がありながら、しっかりとした酸が保たれ、糖と酸のバランスが良いワインが出来ます。途中でアルコールを加えて発酵を止め、糖分を残し甘口に仕立てます。新樽で8ヶ月熟成させます。金色を帯びた透明感と輝きのある黄色、トロピカルフルーツやアプリコットや桃、かすかに花の香りが混ざっています。マンゴー、パイナップル、ライチを思わせる上質な甘さがあり、とてもバランスのとれた口当たりです。上品な酸と際立つ甘さが完璧に調和し、さわやかな味わいが魅力です。
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【各商品のヴィンテージについて】
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Domaine Laougue(ドメーヌ ラウゲ)ドメーヌ ラウゲ パシュラン デュ ヴィック ビル ドゥー 19.58
ドメーヌ ラウゲ
若いうちから楽しめ、熟成も可能な個性あるマディランと洗練されたパシュラン デュ ヴィック ビルを生み出す、注目の若手生産者
世代交代によりさらに品質を高めつつある生産者
ドメーヌ ラウゲは、南西地方のジェ―ル県ヴィエラ村に拠点を置くドメーヌです。ワイナリーは現在、1991年10月生まれの29歳の若手醸造家、シルヴァン ダバディが経営しています。ダバディ家はこの地で数世代にわたり葡萄栽培を行ってきました。ワイナリーとしての設立は1980年です。シルヴァンの父ピエールは1980年代に、父親から畑を引き継ぐと、畑の規模を広げ、新しいセラーの建設を行い、ワインの元詰めをスタートさせました。彼は現代的なスタイルを追求し、また栽培方法を刷新し、ワインの品質向上に力を注ぎました。2013年、ピエールから引き継いだシルヴァンは、畑の管理方法を改革し、またさらなるワインの品質向上に努めています。オーガニック栽培への転換を始め、自然環境を保ち、畑の生物多様性を重視したワイン造りを目指しています。現在はフランス農水省が承認するHVE(環境価値重視)認証を取得しており、この先数年間でオーガニック認証の取得を目指しています。
シルヴァンは若く意欲溢れる醸造家です。ボルドー サイエンス アグロ(フランス国立の農業に関する学術研究機関)で栽培、醸造を学び、修士号を取得しました。シルヴァンの造るワインは、果実味豊かで現代的スタイルでありながら、その土地の個性を尊重した独自のスタイルを持っています。ワイン造りで一番重要なことは「バランスの追求。そして忍耐強くあること」であると考えています。
洗練されたパシュラン デュ ヴィック ビルを生み出す、注目の若手生産者
「19.58」は、シルヴァンの父ピエールの生まれた年であり、またこのワインが最初に造られたVTが1958年であることに由来します。パシュラン デュ ヴィック ビルの甘口は、貴腐葡萄ではなく、収穫を遅らせた葡萄で造ります。スペインから吹く暑い風が水分を奪い、葡萄は畑の中で自然に乾燥します。凝縮した糖分がありながら、しっかりとした酸が保たれ、糖と酸のバランスが良いワインが出来ます。甘口は単一品種で造るのが良いと考えています。畑は南向き、土壌は粘土質シルトと砂利の混ざる土壌です。仕立てはギヨー サンプル、栽植密度は4,400本/haです。手摘みで収穫し、収量は30hL/haです。
空気に触れない状態で18時間、スキンコンタクトします。低温に温度管理しながらタンクで発酵させます。途中でアルコールを加えて発酵を止め、糖分を残し甘口に仕立てます。新樽で8ヶ月熟成させます。金色を帯びた透明感と輝きのある黄色、トロピカルフルーツやアプリコットや桃、かすかに花の香りが混ざっています。マンゴー、パイナップル、ライチを思わせる上質な甘さがあり、とてもバランスのとれた口当たりです。上品な酸と際立つ甘さが完璧に調和し、さわやかな味わいが魅力です。
シルヴァンの代からオーガニック栽培へと転換、自然環境を保ち、生物多様性を重視したワイン造りへ
ドメーヌ ラウゲは現在、30haの葡萄畑を所有しています。全体の21haが黒葡萄(タナ、カベルネ フラン)、9haが白葡萄(プティ マンサン、グロ マンサン、プティ クルビュ)で、それぞれマディランとパシュラン デュ ヴィック ビル(辛口、甘口)を生産しています。畑はピレネー山脈の麓の斜面に位置しています。畑は現在オーガニックに転換中で、化学的な殺虫剤、除草剤は一切使用しません。畝の間に草(カヴァークロップ)を生やしており、これは土の中の微生物の活動を活性化させるために重要な役割を果たしています。草を植えることで土が柔らかくなって空気が通り、微生物の数が増えます。また殺虫剤を使用するかわりに害虫への対策としてフェロモンカプセルを導入しています。
畑は様々なタイプの土壌に分かれており、それぞれが異なるアロマとフレーバーを葡萄にもたらします。斜面の中腹から下の部分は小さい砂利を含む粘土ローム質です。ドメーヌの建物の周辺は、南東向きの粘土ロームで、この土壌は比較的軽やかなワインが出来ます。斜面の上に位置する南向きの畑は、大きな砂利を含む粘土石灰質の土壌で、骨格のしっかりとしたワインが出来ます。また、一部の区画には1945年に植樹された樹齢約75年のタナが栽培されています。
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