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【パロマ メルロー 2013】
たとえ大きな代償があったとしても品質を取る信念をもつパロマファミリー
2013年は過去のグレートヴィンテージに匹敵する仕上がりで
ブラックベリー、ビターチョコ、モカやチャコール、ラベンダーの香り。
カベルネ・ソーヴィニヨンのようなしっかりとしたタンニンと複雑みだが雑味がなく、飲みごたえのある口当たり
カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー スプリング・マウンテン
パロマ・ヴィンヤードはナパ群とソノマ群の境界線上のスプリング・マウンテンの最高地点、朝靄よりも上に位置
ワイン名 |
パロマ メルロー |
原語 |
PALOMA Merlot |
ヴィンテージ |
2013年 |
タイプ |
赤ワイン |
タイプ |
フルボディ |
原産国・地域 |
カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー スプリング・マウンテン |
造り手 |
パロマファミリー |
ぶどう品種 |
メルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15% |
熟成 |
フレンチオーク18か月熟成(ナダリエ社使用、新樽33%) |
アルコール |
14.8% |
容量 |
750ml |
テイスティングノート |
2013年は過去のグレートヴィンテージに匹敵する仕上がりでブラックベリー、ビターチョコ、モカやチャコール、ラベンダーの香り。
カベルネ・ソーヴィニヨンのようなしっかりとしたタンニンと複雑みだが雑味がなく、飲みごたえのある口当たり。味わいはイチジク、タバコ、アニスやトーストしたアーモンドなどの穏やかな香りが引き締め、長い余韻へと続く。
既に飲み頃ではあるが5年〜12年でこのワインがより魅力的な味わいになるだろう。
受賞歴:ワイン・アドヴォケイト 93 Pt |
【各商品のヴィンテージについて】
*ヴィンテージ切り替わり時は現行ヴィンテージでの出荷となりますので予めご理解の程宜しくお願い致します。
パロマ・ファミリー
創業者のバーバラとジム・リチャーズはサスティナブル農業と自分たちが好きなナパ・ヴァレ—のメルローに焦点を当てたブドウ畑づくりを夢見ていた。
その夢は1983年、友人のダン・ダックホーン (ダックホーンの創設者) からの電話で現在のパロマ・ヴィンヤードが位置する土地のことを聞き実現することとなる。
そしてジムとバーバラはその土地を25年にわたって開墾し、約7500本のメルロー、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンのブドウを植樹し、栽培をした。
現在ワイナリーは息子のシェルドンが所有しており、シェルドンの息子 カストンが手伝い、ホセ・メンドーサとローラ・カッサーの2人の従業員が従事している。
畑にはメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランが混植されている。
ホセは2008年からチームの一員となり、バーバラを師事し、
現在ではマネージャーとして畑や土地の管理を担当しシェルドンを支えている。
ブドウ栽培の揺るぎない礎である。
多様なスキルを持つローラは2023年3月にチームに加わった。
シェルドンと品質管理をしたり、畑でホセを手伝ったり、カストンとブランディングしたりと、あらゆる業務を兼任している。いわば私たちの何でも屋なのだ。
■信念と価値観
ブドウ栽培と醸造
「素晴らしいワインは素晴らしいブドウから生まれる。ワイナリーではなく、ブドウ畑から始まる」 バーバラ・リチャーズ
これは私たちの信念であり、基本的な価値観でもある。
バーバラは農作業こそが素晴らしいワインを造る真髄だと信じている。
今日、私たちは彼女のその信念を追い続けている。たとえ大きな代償があったとしても品質を取る。
農法から醸造に至るまで、細心の注意を払い、可能なかぎりのすべてを手作業で行っている。これによって農法、ぶどう、更には私たちのワインについてより深く知ってもらえるだろう。
バーバラと共に過ごし、15年間農園で働いてきたホセは、誰よりもパロマのブドウ畑を知り尽くしている。
彼はブドウの木が1シーズン、生涯を通じて樹勢を維持しながら安定した品質の高いブドウを実らせるための手入れ方法を熟知している。
目指すところは変わらないが、プロセスは常に進化していて、我々の信念や哲学に沿った新たな情報が登場すれば実践し、そこから学び、改善していく。
ワイン造りに関しては実にシンプルで、手作業で行う。
ブドウが熟すタイミングを計り、特定の小さな区画から収穫し、少量のロットで発酵を行う。
手間のかかる方法ではあるが、ブドウの状態を良く把握し、発酵のプロセスをより繊細にコントロールすることができる。
熟成具合に応じて、ブレンドのタイミングや方法は毎年異なるが、オーク樽の使用に関しては一貫していて、33%は新樽フレンチオーク、67%は通常のフレンチオーク樽を使うことにより、柔らかくバランスの良いオークの香りを添加している。
パロマのワインはすべて18か月の樽熟成の後、瓶内で18〜30ヶ月熟成させる。
■サスティナビリティ
サスティナビリティは私たちの畑と日々の業務においてか欠かせない要素である。
当社はオーガニック認証を受けてはいないが、オーガニックに基づく栽培は総合的な取り組みの根幹だ。
カバークロップ (=主作物の休閑期や栽培時に土壌侵食防止や土壌改良を目的とした畑の空きスペースに栽培される作物のこと。一般的には収穫の対象にはならない。)、農薬噴霧、水質管理、太陽光集熱から蓄電に至るまで、経済的にもブドウ栽培的観点でもビジネス全体をサスティナビリティの視点で捉えている。
我々が及ぼす影響を、対策する取り組みが当社の成功と永続にとって極めて重要だと考えている。
エネルギー消費から生態系への影響に至るまで、パロマ・ファミリーの農園と事業を維持していくことは現在や未来の私たちの任務である。
■テロワール
パロマ・ヴィンヤードはナパ群とソノマ群の境界線上のスプリング・マウンテンの最高地点、朝靄よりも上に位置している。
標高が異なる起伏のある段丘は山の3方向を囲むように広がっているため、日当たり、風の流れ、土壌、水はけに多様性が生まれ、15エーカーもの畑に様々なマイクロクライメットが形成されている。
このような多くの条件が負荷となり、畑のブドウを特別なものにしている。
丁寧な農法と控えめなワイン醸造方法が組み合わさり、これらの要素がパロマのワインを特別なものにしている要因である。
・標高:施設の最低地点から最高地点までの標高は2015〜2235ft (約614〜681m)
・日照条件:ブドウ畑は主に北東向き、山の北端と東端を取り巻くように広がっている。これによって谷がまだ霧に包まれている早朝には柔らかい日差しを十分に受けることができ、夕方の最も強い日差しの影響は最小限に抑えることができる。スプリング・マウンテン全域の年間のGrowing Degree Days (=植物の成長や発達を予測するために使用される指標)は3100〜4800の範囲である。
・温度:夏の間のスプリング・マウンテン山頂は、夜間は平地より5〜10℃温かく、日中は5〜10℃涼しくなる。これにより平地と比べて優れた生育条件が整い、Growing Degree Daysが増加する。
・降水量:スプリング・マウンテンはナパの他の地域と比べ、平均以上の降水量があることで知られている。山頂では冬期の降雪量が25〜95 in (約63〜241cm)に達し、夏季は1 in未満の降水量。 しかし気候変動により、過去10年間でこれらの数値は大きく変動しており、複数回の干ばつ期間の最長が4年続いたこともある。
・土壌:火山性土壌と堆積土壌が混在しており、水はけがよい。やや酸性で、カルシウムが豊富、マグネシウムとリンの含有量が低く、カオリナイト鉱物が混ざっている。
パロマは4つの異なる土壌構成でそれぞれに独自の特徴を持っている。
・気流:冬季には山頂で強風が吹くこともあるが、平均的には生育期を通して安定した優しい風が吹き、ブドウの湿気を最小限に抑え、カビなどの特有のリスクを軽減することができる。
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