<アンボネイの魅力を堪能するのにふさわしい造り手>
ベルナール・ブレモンは代々このアンボネイでブドウ栽培を行ってきた生産者である。
1965年にベルナールとミシェール・ベルモン夫妻がレコルタン・マニピュランとしてシャンパーニュ造りを開始。
アンボネイに15.2ha、ブジーに0.3haとグランクリュにのみ畑を所有しているが、ブジーのブドウはネゴシアンに供給しているため、自社のシャンパーニュは全てアンボネイ100%で造られる。このグランクリュの魅力を堪能するのにふさわしい造り手だ。
全ては将来手に取られる1杯のために、をモットーに、栽培にはリュット・レゾネを採用。46もの区画に分かれた畑の樹齢は最高90年にも及ぶ。戦争で多くの畑が破壊されたシャンパーニュ地方でこれだけ樹齢の高い区画を保持している生産者は貴重である。
ベースワインの発酵にはホーロータンクを使用し、アンボネイの豊満な大らかさを引き立たせるため、マロラクティック発酵も行う。瓶詰めされたワインは地下9mの深さに掘られた石灰質の土壌がむき出しになったセラーにて、年間を通じて13度という理想的な室温の下、ゆっくりと熟成される。
現在ではベルナールの息子のティボーもシャンパーニュ造りに参加し、畑仕事から醸造、熟成、ラベルを張る作業まで、ベルナールが受け継ぎ、培ったノウハウを継承している。
シャンパーニュ評論家のリチャード・ジューリンは、アンボネイの魅力に満ちた彼らのシャンパーニュを「上質なピュアさがある」と評している。
<質の高いクレマンを!フランス国内で一番人気のクレマンダルザス!>
クレマン・ダルザス
アルザスのクレマンであるクレマン・ダルザスは、リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、オーセロワ、シャルドネ、ピノ・ノワールのブドウ品種の使用が認められており、8つの産地の中で最大の輸出量をほこり、フランス国内でも一番人気のクレマンです。
ドイツ、スイスの国境に面したアルザス地方は、標高が高く、ドイツワインの影響を強く受けており、使用されるブドウ品種もリースリングなどのドイツ系の品種が多く使われ、とてもさわやかな香りのすっきりとした繊細な味わいが特徴です。
また、アルザス地方はオーガニック栽培にも力を入れており、スパークリングワインではめずらしいオーガニックのブドウを使用したクレマン・ダルザスも多く造られています。
クレマン・ド・ボルドー
バロン・ドール クレマン・ド・ボルドー ブリュット
メルロー45%/セミヨン43%/カベルネ・フラン9%/ミュスカデル3%というスパークリング。
ルイ・ヴァロン社はアントル・ドゥ・メールにあるクレマン・ド・ボルドーに特化した造り手で、近年目覚ましく成長を遂げているワイナリーです。美しく繊細な泡立ち。柑橘系の爽やかな果実の香り、フレッシュな果実味に加えて、レモンの蜂蜜漬けのニュアンスとミネラル感を豊かに感じます。酸味が豊かで、グレープフルーツのような果実味とアフターにビターな印象が残ります。
スッキリした辛口ワインで幅広くお料理と合わせていただけます。